10月11日、第3回の「子ども屋台チャレンジ」を開催しました。
これまでに考えたお店のアイデアをさらに広げながら、「お店を開くには、どんなお金が必要なのか?」をみんなで考えました。
商品の値段の決め方から、売上と経費の関係、そしてお客さんへの対応まで。実際のお店でも起こりそうな出来事を通して、商売の難しさと面白さを体験しました。
01|商品を売るには、何にお金がかかる?
身近な商品や、子どもたちが考えた出し物を例に、商品の値段と材料費について学びました。
商品をつくる材料だけでなく、商品を入れる袋、包装、看板、道具などにもお金がかかります。さらに、大人の社会では働く人への「お給料(人件費)」も必要です。
普段はあまり意識しない費用まで考えることで、売上がそのまま自分のもうけになるわけではないことを知っていきました。
02|サービスしたい! でも、お金は残る?
こんなとき、どうする?
- お客さんが商品をキャンセルしたら?
- ワークショップでお客さんが失敗してしまったら?
- もう一度無料で体験してもらう?
子どもたちからも、お客さんへの対応についてさまざまな意見が出ました。
お客さんに喜んでもらいたい気持ちは大切。でも、何でも無料でサービスすると、どうなるのでしょうか。
ホワイトボードを使って実際に計算してみると、サービスを重ねるほど、手元に残るお金が少なくなっていきます。
「お客さんに喜んでもらうこと」と「お店を続けること」。 その両方を考えるきっかけになりました。
03|1時間で6,000円もうかったら、すごい?
今回、子どもたちが特に驚いたのが「時給」の考え方です。
1時間で6,000円のもうけが出ると聞いて、「少ない」という声もありました。そこで、働く時間とお給料の関係や、実際の社会で働く人の時給について紹介。最低賃金の話に驚く子もいました。
また、今回のお店でお金が残ればそれで終わり、というわけではありません。次に商品をつくったり、またお店を開いたりするためのお金も必要です。
今だけではなく、次につなげるために、どれくらいのお金を残しておくべきか。 そんな少し先のことまで考えました。
04|カードを使って、お買い物シミュレーション!
商品カードや材料カード、経費カード、模擬のお金を使って、グループごとにお店を運営するシミュレーションゲームに挑戦しました。
商品が売れると、お金が入ってきます。ところが、材料を仕入れたり、必要なものを買ったりすると、お金はどんどん減っていきます。
さらに、ただ一生懸命に呼び込みをすれば、お客さんが来てくれるわけでもありません。反対に、魅力のある商品なら、たくさんのお客さんが集まることも。
ゲームを通じて、売上を増やす工夫と、使うお金を考えることの両方が大切だと体験しました。
※ 掲載写真は、参加者のプライバシーに配慮し、顔が写らない後ろ姿はそのまま使用し、顔が判別できる部分や個人情報につながる文字は加工・トリミングしています。
05|お金を稼ぐって、簡単じゃない
今回の活動では、計算の正解を出すことだけを目的にはしていません。
お客さんの気持ちを考えること、商品の魅力を高めること、必要な経費を知ること、そして次の活動につながるお金を残すこと。
子どもたちは、さまざまな場面で判断しながら、お店を運営する難しさに触れました。
これから自分たちがつくるお店では、どんな工夫ができるでしょうか。今回の気づきを、次回の制作活動へつなげていきます。
次回は「つくってみよう!」
11月29日(日)9:30〜11:30
大東市立公民館 美術工芸室
看板・メニュー・試作品づくりに取り組みます。自分のお店にどんな看板やメニューが必要か、どんな商品をつくりたいか、ぜひおうちでも考えてみてください。